ヨーロッパ留学で気付いた海外文化との違い【共感した4つの考え方】

ヨーロッパ留学で気付いた海外文化との違い【共感した4つの考え方】



フランスとスイスに留学していた頃、
最初は日本と海外文化の違いに戸惑うことがありました。

日本では当たり前だと思っていても、
海外では当たり前ではなかったり、またその逆もあります。


様々な国籍の人と出会うことで新しい発見がありました。

彼らのおかげで気づけた、共感した考え方を5つご紹介したいと思います。






Contents




1.魅力的なのは焼けた肌



日本人は、日焼けをしてない白い肌が美しいとされているので、
日焼け対策をしている人が多いと思いますが、外国人はその逆。

外国人にとって、日焼けした肌のほうが健康的でセクシーなので、
夏場は積極的に日焼けをしています。


日差しが強くなってくると、ビーチや川沿いの芝生の上で
ブランケットを敷いて横たわっているのは当たり前。

びっくりするくらい大勢の人が太陽を満喫しています。


日本と違って、湿気が少ないから長時間太陽の下にいれるのかなと思います。
(日本の気候なら明らかに溶けてしまうほど長時間日光浴しています)



くつろぎ方ですが、日本だったら地面にビニールシートを敷いてから
その上にタオルやブランケットを広げると思いますが、外国人の友人たちは、
ブランケットをそのまま地面に敷いていました。

ビニールシートを留学中だから持っていないのか、
そもそもビニールシートを敷かない文化なのかは分かりません。


その土や草がたくさんついたタオルはどうするんだろう…
と思っていましたが、実際ブランケットだけの方が座り心地はいいんですよね。

私たち日本人は皆、1人用のビニールシートを持っていたので
ビニールシートを敷いていました。(留学先にも持っていく日本人)



スイス人の友人に、「あなたの肌は美白でとっても綺麗だね」と言うと、
「そうかな…病気みたいじゃない…?」と言われてしまったことがあります。

私は褒めたつもりだったんですが、彼女はあまり嬉しくないようでした。



日本と海外では、それぞれ美しさの基準が違うんです。





2.雨が降っても傘をささない



驚いたのは雨が降っていても傘をさしている人が少ないこと。

フランスとスイスに留学中、見かけたとしても折りたたみ傘。
普通の傘を持っている人があまりいませんでした。


ヨーロッパは日本に比べて天気の悪い日が多いのになぜ?
と思って調べてみました。

雨の日は、年間的に見ると日本よりもヨーロッパのほうが多いけど、
一度に降る量がヨーロッパは少ないそうです。


確かに、雨やくもりの日は多いけどほとんどが霧のような小雨でした。

もちろん日本みたいに、ザーっと降る時もありますが、一度に降る量が比較的
少ないので傘をささずに、カッパを着たりフードを被ってしのいでいる人が多いです。

日本人としては小雨でも傘をさしたい(笑)




小雨だとしても濡れてしまうのになぜ?と考えていたところ、
あることに気がつきました。

外国人はパーティーなどではない限り、ヘアセットをほとんどしないのです。


私も含め、日本人は見た目をすごく気にしていると思いました。
少しのお出かけでもヘアアイロンをしたり、オシャレな服を着ていますよね。

だから、ヘアセットを気にして濡れたくないのかなと思いました。
(もちろん風邪を引きたくないと言うのもあります)

さらに帰国して驚いたことは、日本人が皆同じような
トレンドの服を着ていると言うことです。



反対に外国人は、オシャレはするけれど少しラフな服装で、
髪の毛もブラシでとかしたままがほとんど。
(その代わりパーティーではバチバチにキメています☆)

なので雨でヘアセットが崩れる心配はないですよね。

外国人はもともと綺麗なウェーブがあったり、髪の毛の質も柔らかく、色も綺麗な
ブラウンやブロンドだったりするのでヘアセットする必要がないんだと思います。




日本人は周りに合わせるところがありますが、
外国人は細かいことをあまり気にしてないみたいです。






3.YESマンが少ない



振り付けの時に、もしやりにくい振り付けだとしたら、
日本人なら言われたままを受け入れることが多いと思うのですが、
外国人は「やりにくいです」と意見を言っています。

ただ「やりにくい」と言うだけでなく、
「代わりにこれはどうですか?」と自らアイデアを提示しています。


日本なら “目上の人の言うことは絶対” 的なところがあるので、
日本のレッスンで先生の言うことは絶対でした。

言われたことにYESと言うしかなかったのです。



ほかにも、怪我していても休まずレッスンしていないと怒られてしまうことの
多い日本ですが、外国人は先生に「踊りなさい」と言われても
「まだ痛むのでジャンプはできません」と先生に言っています。

自分の体の痛みは本人にしか分からない。

先生が「そろそろ大丈夫なんじゃない?」と
思っていても完治していないことだってあるはずです。


そんな時日本なら無理してすぐレッスンを初めてしまい、
変なクセがついてまた怪我をしてしまうという負のループに陥ってしまいます。



フランスとスイスにいた頃の先生は、

「ダンスの世界は自己管理。
まだ完治していなくて痛むのに、先生に踊れと言われたからと言って
我慢するのはやめなさい。無理して完治せずに初めてしまって、
また痛めてしまったら自己管理ができていませんと言っているのと同じなんだよ」


と言っていました。



言われたことにYESと言うのではなく、
自分の頭で考え、自分の意見を述べる大切さを知りました。





4.人目を気にしない



海外は夏の暑い日に、大人の女性が
タンクトップとショートパンツだけで出歩いているのは普通です。

日本なら、露出が多い!と思われてしまうでしょう。
夏の暑い日でも肌を隠す服を着ることが多いと思います。

もし太ってしまったら、日本人はなるべく体型をカバーできる
服を着ていますが、外国人は自分が着たいものを着ています。



カップルが街中でイチャイチャしていたらどう思いますか?

日本なら、人前でイチャイチャするのはやめてほしいと思ったり、
人前でするのは恥ずかしいと言う人が多いと思います。

外国人はカップルがイチャイチャしているのを見てもても何も思わないし、
逆に人前でも気にせずキスをします。

もちろん、厳粛な場などではしませんが、TPOをわきまえて愛情表現をしています。



つまり外国人は人目を気にしていないのです。



人に何を思われても気にしないから、
人前でも積極的に行動できるのかなと思いました。





まとめ

以上をまとめると

1.魅力的なのは焼けた肌 → 健康的でセクシーに見える
2.雨が降っても傘をささない → 細かいことは気にしない
3.YESマンが少ない → 自分の意思をはっきりと伝える
4.人目を気にしない → 積極的に行動できる

今回の記事を通して思ったことは、
外国人の価値観はありのままでいることが魅力的だと言うこと。

そして、周りにどう思われるかよりも自分がどう思うか


日本人としては、最初はその考えに戸惑いがありましたが、
今ではすごくステキなことだと思っています。


私も、元々は周りにどう思われるかを考えるタイプだったのですが
そんなことばかり考えていると何も行動できないことに気がつきました。

もしあの頃の自分にアドバイスができるなら、
「もっと積極的に行動しないと、後悔するよ」と言ってあげたいです。





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